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皆さま、こんにちは✨
外壁の塗装工事をする時、建物の付帯部も一緒に塗装をします。
木材が使われているお家の付帯部と言えば、破風や鼻隠し、軒天などがあります。
天然の木は暖かみがあり、建物の全体に取入れたり、
付帯部だけと建物の一部に取入れられる事があります。
金属やコンクリートなどの作られた物とは違い、天然の木を加工し使用しているので、
それなりにデメリットも多くしっかりと把握していないと正しい点検ができません。
木部の塗装は鉄部や外壁などとは違い、点検も違ってきます。
本日のブログでは、外壁塗装の際の木部についてお話させていただきます。
【木部点検の豆知識】
ご自身のお家に木部があり、塗替えの時に木部塗装を考えている方は、
木材の特徴を知っていると良いでしょう。
お家の部材と違う木材は、木材独自の特徴がありますので、
外壁の塗装工事で失敗しないよう知識を身に着けておきましょう。
木材は呼吸をしている
木は水分を吸込んだり吐き出したりする事で呼吸をし、
その呼吸によって膨張と伸縮を繰り返しています。
木は湿度が上がりすぎないように、周りの湿度が高い場合は湿度を吸い
木が水分を持っていて周りが乾燥している時は、木から水分を吐き出し湿度を調整してくれています。
その現象を調湿作用と言い、見た目が穏やかな事から人気があり内装材にも使用されています。
木は、膨張と伸縮を繰り返し、外壁の塗装工事の時に障害となります。
外壁の塗装工事をする事で塗膜を作り、
この塗膜が住宅の外壁を紫外線や雨・風から守ってくれていますが、
木材に塗装をしても膨張と伸縮をする事で、塗膜が剥がれたりヒビ割れを起こします。
木部塗装の塗膜について
木は調湿作用により膨張と伸縮を繰り返しているので、
木材に塗装をして作られた塗膜はあまり長持ちしません。
塗装の作業前に下地の処理をして、どれだけキレイに塗装の工事をしても、
外壁材のサイディングやモルタルと比べると、木部の塗装の寿命は約半分くらいです。
選ぶ塗料でも耐久性は変わって来ますが、外壁の塗膜が15年耐久なら
木部の塗膜は約6年から8年くらいで、不具合が起きてしまうかもしれません。
塗装の工事ではメーカーの保証とは別に、業者さんから保証書を貰いますが
木部は保証の対象外になっていたり
対象になっていても対象期間が短くなっている事もあります。
本日は、外壁塗装をする時の木部についてお話させていただきました。
外壁塗装で何かお困りの方は
島田市の外壁塗装専門店フジタ塗装にお気軽にお問い合わせください。
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