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2025.06.25
塗装の豆知識,塗装のコラム
外壁塗装の見積もりの見方と部位名称の解説
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“一式見積もり”は要注意!

こんにちは、島田市の外壁・屋根塗装専門店、フジタ塗装です。

外壁塗装を検討するとき、必ずもらうのが「見積書」。
でも実際に見てみると…

「軒天?破風?なんのこと?」
「塗装一式◯万円って、ざっくりすぎない?」

そう感じたこと、ありませんか?

今回は、外壁塗装の見積もりを見るときにチェックすべきポイントと、
知っておくと安心な部位名称の読み方・意味について、わかりやすく解説します!

見積書で一番大事なことは「一式見積もり」じゃないこと

見積書の中で「塗装一式 ○○万円」とだけ書かれている場合、注意が必要です。
なぜなら、“何を・どこまで・何回塗るか”が分からないからです。

見積書でチェックすべきポイントはこの3つ👇

✅① 面積や数量がちゃんと明記されているか?

例:外壁面積 180㎡/屋根塗装 85㎡など
家の図面や実測から根拠がある数字になっているかが大切です。

✅② 部位ごとに項目が分かれているか?

「軒天:〇㎡」「破風:〇m」「雨戸:〇枚」など
→ どこに何の作業をするか、何回塗りするか部位別で明記されているかを確認しましょう。

外壁や屋根以外の塗装回数や使用塗料は会社によって違います。

下塗りと仕上げの2回塗りと仕上げ2回塗りの3回塗りでは耐久性が違い、当然ですが塗装回数が少ない方が安くなります。

✅③ 補修や下地処理も書かれているか?

ただ塗るだけでなく、クラック補修・ケレン・コーキング打ち直しなどが記載されていれば◎。
→ “仕上がりの耐久性”に直結する部分です。


 外壁・屋根塗装でよく出る部位の名称と読み方一覧

見積もりに出てくるけど聞き慣れない部位、まとめておきます👇

部位名 読み方 説明
軒樋(のきどい) のきどい 屋根の端についている雨どい。雨水を集める
竪樋(たてどい) たてどい 雨水を地面まで流す縦の雨どい
破風(はふ) はふ 屋根の側面。風・雨を防ぐ大事な板
軒天(のきてん) のきてん 軒裏の天井部分。湿気がこもりやすい
鼻隠し(はなかくし) はなかくし 軒先の板。破風板と混同されやすい
土台水切り どだいみずきり 外壁と基礎の境目にある金属の板。雨水を逃がす
帯板(おびいた)・胴差(どうさし) おびいた・どうさし 外壁の途中にある飾り板。見切り材
サイディング - 外壁材の一種。板状の外装パネル(多くが窯業系)
ALC - 軽量気泡コンクリートパネル。防火性が高い
モルタル - 砂とセメントを混ぜた外壁仕上げ材。昔の住宅に多い
雨戸・戸袋 あまど・とぶくろ 雨戸とその収納スペース。スチールの場合塗装可
シャッターボックス - 窓のシャッターを巻き取るボックス。金属製が多い

まとめ:見積もりは“読み解く力”が必要。気になることは聞いてOK!

見積書に「一式」と書かれていたら、遠慮せず確認しましょう!

  • 面積はどうやって計算しているの?根拠があるか?

  • どの部位に何の作業をするか書かれているか?

  • 補修内容が詳細に書いてあるか?

これらが明確に書かれていれば、信頼できる業者のサインでもあります。

フジタ塗装では、お見積もりの際に写真付きの点検報告書+部位ごとの説明書きをお渡ししています。
「これ何?」「聞いても大丈夫?」と思うことほど、しっかり答えますのでご安心ください😊

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