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皆さまこんにちは。
お家の塗り替え工事をされる方は誰しもが「失敗したくない」という思いをお持ちです。
失敗のリスクを減らすためには、
まずはどういったところに「失敗」と思う落とし穴があるのかを知ることです!
どんなところで失敗しやすいのか、
どういうことで後悔しやすいのかご紹介していきたいと思います。
失敗例case.3
ご近所様とのトラブル
工事着工前には、必ず工事を行う業者がご近所様へ工事着工の挨拶をして回ります。
ですが、余裕をもたせず足場を架ける工事当日に挨拶回りをしたり、
そもそもご挨拶をしていなかったりなど、
ご近所様やお施主様への配慮に欠けた業者も多く見受けます。
最近は共働きのご家庭が多いので、挨拶回りをする日中に不在という確率も高いです。
そのため「場所」、「開始日」、「期間」、「注意事項」などが
わかりやすく書かれたアナウンス用紙をポストへ投函するなどの配慮も必要です。
ご近所トラブルの起こりやすい工程のひとつは、
足場の架設、解体時
足場の架設当日、まず大きめなトラックがたくさんの足場部材を載せてやってきます。
トラック分の駐車スペースがあるお家ばかりではありません。
その場合、道路にトラックを停め作業を行うこともあります。
もちろん道路使用許可は申請していますし足場工事は半日~1日で終わりますが、
生活道路として使用しているご近所さまからしたら不便に思われます。
また、足場部材は金属製で頑丈に安全に組むために、
これまた金属製の大き目ハンマーで叩き組むのです。
そのため「カン!カン!カーン!」とかなりの音が発生してしまいます。
事前に挨拶回りをしていても、正直気になるくらいなので注意が必要です。
小さいお子様がお昼寝する時間、夜勤から帰宅して昼間就寝するお父さん。
たった1日とはいえ自分だったらと思うとやはり少しストレス感じちゃいます。
挨拶回りの時、子供を抱っこしていたり外に子供のおもちゃがあるご家庭には、
お昼寝の邪魔をしてしまうかもしれない事を付け加えたり、
昼間の挨拶回りでご主人様が出て来られた時は
「うるさければ気休めですが耳栓もご用意しています」など
一言付け加えるだけでご近所トラブルは格段に減ります。
また、敷地ギリギリまでお家が建っている場合には、
お隣様の敷地へ足場を入れさせていただくこともあります。
塗装工事を安全に行うにはどうしても必要なものなので、
事前にしっかりと説明を行うことが大切です。
そのほかご近所トラブルが起こりやすい工程は
高圧洗浄
高圧洗浄はしっかり洗うと普通のお家の大きさで1日かかります。
使用する高圧洗浄機は業務用、
皆さんがよく使う家庭用のモノとは水圧も大きさも違うのでそれなりの機械音がします。
そんな洗浄機で、10年の汚れをすっきり洗い流すぞ!
という感じで職人たちはカッパが無意味となるくらいビショビショになって洗うのです。
当然、隣家さんへ飛散します。足場にネットを張っていても完全には防げないので、
挨拶回りの時に高圧洗浄時は洗濯物を控えてもらったり、
窓を閉めてもらったり、車へカーシートを被せたりと
協力してもらうことをお伝えしなければなりません。
最近は少ないですが少し前まで塗料の臭いもトラブルの起こりやすい要因でした。
現在の外壁塗装に使われるのは臭いの少ない水性の塗料です。
外壁材によっては弱溶剤系の塗料を使うこともありこちらは少しシンナー臭がします。
ですが、強溶剤の塗料を使うことがほぼなくなった昨今、
塗料の臭いでご近所トラブルになることは滅多にありません。
ですが臭いが全くしないわけではないので配慮は必要です。
逆に臭いトラブルは、施主様との間で起こってしまう事案です。
養生などで十分に換気ができず、塗料の臭いが部屋にこもってしまうためです。
その場合は換気扇を回すだけでも解消すること、
窓の開け閉めができる養生の張り方をすることなどの対策をとります。
今話したとおりご近所トラブルは私たち業者の配慮一つで大きく左右されるものです。
小さなものまで全てのトラブル要素を察知して動くことは非常に困難ですが、
ご不便をおかけする中でも、ご近所さまは私たちの誠意を感じれば気持ちよく協力をしてくれます。
塗装工事が終われば私たち業者は次のお客様のもとへ向かいますが、
これからもご近所付き合いを続けていく施主様にとって
最後嫌な置き土産を置いていくことがないよう配慮するのも私たちの仕事なのです。
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