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2025.06.04
塗装の豆知識,塗装のコラム
屋根の塗装だけで本当に大丈夫?築15年のあなたに伝えたい、もうひとつの選択肢
この記事を書いた人
こんにちは、フジタ塗装です。
今回は、築15年のお家にお住まいの方へ、大切なお話をさせてください。
「そろそろ屋根と外壁の塗装をしようかな」
「雨漏りとか起きたらイヤだし、見た目もくたびれてきたし…」
そんなふうに、家のこれからを真剣に考えている方にこそ、
ちょっとだけ立ち止まって読んでいただきたいブログです。
実は、“塗装だけが答え”じゃないんです。
「屋根の塗装」は、一時的な保護でしかない?
屋根の塗装は、家を守るうえで欠かせない大切なメンテナンスです。
ですが、意外と知られていないのが――
塗装では、“傷んだ屋根の下地”までは直せないという事実。
塗装はあくまで表面をコーティングするもので、下地(防水シート)や野地板(屋根の骨組み)が劣化している場合には、塗った後に雨漏りや、はがれてくるなどの問題が発生する可能性があるんです。
せっかく高いお金をかけても、「あれ?また塗装が剥がれてる…?」「雨漏りしてる…」
そんな声、私たちは何度も耳にしてきました。
「屋根の下がどうなってるか」見えないからこそ、選択ミスが起きやすい
築15年以上のお家だと、屋根の素材や環境によっては内部の結露などにより防水層が劣化していたり、雨水が入り込んでいたりするケースが増えてきます。
でも、それは見た目だけでは判断することが難しいのです。
だからこそ、塗装だけを前提に考えると…
本当は中まで傷んでいるのに、表面だけキレイに塗装で保護する
↓
数年後に雨漏り → 張り替え工事 → 費用が二重にかかる
という「遠回りコース」を選んでしまう方が本当に多い。
問題を放置すると…屋根から生活が崩れていく
屋根の劣化を見逃してしまうと、じわじわと生活をむしばむリスクが出てきます。
雨漏りが気になって雨の日が憂鬱
雨漏りが見えないところで壁の中まで染み込み、カビやシロアリの原因に
結果的に「内装まで全部やり直し」の大工事になることも…
そして何より、「もっと早くやっておけばよかった…」と、後悔している方が、実際にとても多いんです。
屋根カバー工法ってなんなの?
ここで、もうひとつの選択肢として知ってほしいのが、「屋根カバー工法」という方法です。
これは、今ある屋根を塗装したり、屋根を剥がすのではなく、上から新しい屋根材をかぶせる工事です。
既存の屋根の上に、下地の防水シートを張り防水性を確保し、金属製の軽い屋根材で耐久性と防水性をぐんとアップさせます。
屋根カバー工法の優れたポイントはこちらです👇
✅ 塗装より高いけど、一度やれば20〜30年はメンテナンス不要
✅ 断熱性能も上がって家の快適さが激変
✅ 廃材が少なく、工期も短くて済む
「すごくお金がかかるんじゃ…」と思われがちですが、塗装を2〜3回繰り返すことを考えると、むしろコスパがいいんです。
結論:塗装も悪くない。でも、“将来を見据えた選択”もしてほしい
ここまで読んでくれたあなたは、もうお気づきかもしれません。
塗装=美観の回復・表面の保護
屋根カバー工法=長期的な安心の構築
私たちは、どちらが正しいとも間違いとも言いません。
でも、「今後20年、あなたとご家族がどんな暮らしをしたいか?」によって、選ぶべき屋根のメンテナンス方法は変わってくると思います。
フジタ塗装の考え方:正直に、家にとってベストを選びたい
フジタ塗装では、塗装も屋根カバー工法も両方扱っています。
だからこそ、「どちらがあなたの家に本当に必要なのか?」を、中立にプロの目線で点検・診断してから提案します。
無理な営業は一切しません。
本当にあなたの家のため、あなたの将来設計のお役に立つなら、私たちは“やらないご提案”もします。
築15年。
それは、「あと20年30年と、この家で安心して暮らすための分かれ道」でもあります。
屋根の塗装だけじゃなく“屋根をどう守るか”という視点で、ぜひ選択肢を広げてみてください。
あなたの大切なお家を、これからの未来も守るために。
ご相談・点検は無料で行っています。
「うちの場合はどうだろう?」という方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね😊
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