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2025.04.27
塗装の豆知識
屋根の塗装で注意するべきポイント3選
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今回は屋根の塗装の注意するべきポイントを3つご紹介します。

外壁塗装と一緒に屋根の塗装も必要なお家の方は必見です!
塗装が必要な屋根材は一般的に
・スレート瓦
セメントと繊維質の物を固めた板状の薄くて軽い屋根材です。外側の面は塗装されていますが内側の面は未塗装です。表面の防水性が弱くなると水を吸いやすい屋根材です。
・セメント瓦
セメントと砂で作られている分厚い屋根材です。表面の防水性が弱くなると水分を吸い込みやすい性質があります。分厚いのでスレートと比較すると頑丈です。
・トタン屋根
安価な金属の屋根材です。錆びない様にメンテナンスが大切です。錆びが進行すると穴が開きます。
・ガルバリウム鋼板
錆びにくく長持ちする金属の屋根材です。飛来物がない限り穴が開くことはめったにありませんが、鉄製品からのもらい錆びには注意が必要です。色あせを気にしなければ塗装は長期間する必要がありません。接手などのコーキングを定期的にメンテナンスする必要があります。
このどれかに当てはまる方は屋根も塗装をする必要があります。
注意するべき3つのポイント
・ポイント1 築年数が20年以上の場合
築年数が20~25年以上経っている場合は劣化状態によっては塗装をするかカバー工法をするか検討した方がいい場合があります。
・ポイント2 適切な塗装方法であること
例えばスレート瓦なら縁切りが必要でタスペーサーを使用するとか、セメント瓦なら十分な下塗りの回数や下塗り材の選定がとても大切です。
またスレート瓦の商品によっては、塗装に向かない商品も複数あるため、塗装不可の物がありますが、塗装業者の中には知ってか知らずか塗装してしまう業者もいますので注意が必要です。
・ポイント3 割れると替えがなく代替品になる可能性が高い
メンテナンスをせずに長年劣化が進むことで割れてしまうと交換しないといけなくなりますが、新築時の屋根材の生産はほぼ終了しており、同じものが手に入る可能性が非常に低いです。割れる前にメンテナンスをするようにしましょう。
屋根の劣化は雨漏りに直結しており、気がつかないうちに傷みが進んでいる場合が多く、雨漏りに気が付いた時には大きな修理が必要になるケースがあります。
屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)の寿命が25年~30年といわれています。外見からはルーフィングの状態はわかりにくい為、定期的な屋根のメンテナンスと点検を行うことが大切です。
適切な屋根のメンテナンスを行うことが家を長持ちさせて、雨漏りの心配がない安心して暮らせる住まい作りにつながります。
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