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住宅が完成してから約10年くらいすると、時間の経過により品質が低下してきて
外壁にキズや劣化の症状が起きてきます。
キズが出来た外壁を放置してしまうと、ひび割れなどから雨水が内部へ入ってきたり、
建物の構造体の劣化が進んだり、住宅の土台部分を弱めたり、強度が低下してきてしまいます。
そのような事にならないように外壁の塗替えをしますが、
外壁塗装・屋根塗装工事では塗料を使用します。
塗料は臭いが強い為、工事期間中に気になる方もいると思います。
今日のブログでは、塗装工事の時の塗料の臭いが
どれくらいの期間で消えるのかをお話したいと思います
【塗料のにおい】
外壁塗装の塗料には水性と油性の二種類に分かれていて、
その二つの塗料は成分や希釈する液体が違います。
においも強い、弱いの二つに分かれています。
油性塗料と水性塗料のにおいについてお話します。
・油性塗料のにおい
油性の塗料は、溶剤塗料と言われていて、溶剤は物質をとかす為の液体のことです。
油性、水性とどちらにも溶剤を使っていますが、油性塗料の溶剤は有機溶剤と言われ
希釈材としてシンナーを使用しています。
よって、水性と比べると強いにおいがします。
シンナーは鼻をつくようなにおいで、直で長時間においを嗅いでいると
呼吸がしづらくなるなどといった呼吸器官に害を与える事もあります。
外壁塗装のあとににおいが残る期間は、完全に消えるまで約二週間ほどかかります。
夏場などは塗料の乾燥が早い為、約一週間でほとんど気にならなくなります。
乾燥が遅く部屋の中の換気が悪いと、約三週間くらいにおいが続くでしょう。
・水性塗料のにおい
水性の塗料の溶剤は、水を使用しています。
塗料を薄める為に使用する希釈材も水です。
油性の塗料にくらべてにおいが軽減された塗料となります。
水性塗料を使用し、外壁の塗装をした場合
約四日~一週間程で臭いは消えると思います。
マジックは、油性でこすってもほとんど落ちないですが、
水性はこすれば落ちてしまうように、塗料も油性の塗料の方が密着性や耐久性は強いです。
【油性と水性どちらが良い?】
油性塗料と水性塗料、どちらの方が良いとは言えませんが、
外壁塗装工事をするお宅の住居環境にもよります。
例をあげると、喘息などの病気を持っている方、
妊婦さん、赤ちゃん、お年寄りの方と一緒に住まれている時は水性塗料を使うと良いでしょう。
犬や猫を飼われているお宅も、水性塗料を使うと良いと思います。
耐久性を比べてしまうと油性より水性の方が能力が低下してしまいますので、
ご家族の状況や、近隣の方々など、周りの環境を考えて塗料選びをすると良いでしょう。
油性塗料はみなさんが思っている以上に強いにおいです。
油性塗料を使用して外壁塗装工事をする際は、換気の方法など
立地に寄っても変わるので塗装業者との打ち合わせが必要です。
今日は塗料の臭いについてお話しましたが、
お家を建ててから約10年くらいが外壁塗装をするタイミングになりますので
気になる方は島田市の外壁塗装専門店フジタ塗装へぜひお問い合わせ下さい。
TEL:0120−32−9972
Mail:フジタ塗装のHP問い合わせフォーム
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