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お家を新築してからしばらくして、皆さんが次に考える事と言えば
屋根・外壁の塗装工事ではないですか??
その時に多いトラブルとして、スレート屋根の屋根材の製品不具合によるものとなります。
ご自身のお家の屋根材はスレート屋根ではないですか??
もしそうでしたらこの記事を最後までお読み下さい。
下記にて詳しく説明させていただきます‼
目次
〇屋根材について
・ニチハ パミール
・松下電工 レサス
・クボタ アーバニー
・クボタ ザルフ
・松下電工 シルバス
・クボタ コロニアルNEO
〇トラブルがあった時の対処法
〇事前調査について
【屋根材について】
・ニチハ パミール
症状:表面の剥がれ、層間剥離、反り、脱落、ズレ、など
発症時期:新築から約7年~
メーカー保証:なし
一般的に、ニチハのパミールという屋根材には塗装が行えません。
屋根の塗装を行う前に高圧洗浄で屋根材を洗浄しますが、
その時に屋根材がボロボロになってしまいます。
ニチハの営業の方は、5年ごとに塗装を行うと性能が維持できると言っていました。
高圧洗浄を行う事で屋根材がボロボロになってしまうという事を知らない
リフォーム屋さんや塗装屋さんが多いです。
ニチハのパミールという屋根材は、安価だった事から大手ハウスメーカーや
工務店などでも建売住宅などで多く施工されていました。
もしかして?と思う方は、図面などを見返してみると良いかもしれません。
・松下電工 レサス
症状:ひび割れ、欠け、反り、一部分の脱落、など
発症時期:新築から約8年~
一般的には、松下電工のレサスという屋根材も塗装が行えません。
時間の経過と共に劣化した屋根材にひび割れが起き、
屋根材の端が割れてその破片が落下する事があります。
屋根を点検して貰う時に、屋根に人が登ると物が割れたような音がします。
松下電工のレサスという屋根材はひび割れを起こしやすい為、
お家のすぐ横の道路が人通りが多かったり、車通りが多い場所だと大変危険となります。
・クボタ アーバニー
症状:屋根材の割れ、欠け、欠けた所の脱落、など
発症時期:新築から約15年~
発売したばかりの時は、クボタのカラーベスト(屋根材)の最上級グレードとなっていた
アーバニーですが、大きくスリットが入っている形状が特徴的な屋根材となります。
特徴と言える大きなスリットが原因で、時間の経過により大きな割れが起きやすくなっています。
屋根の塗装の工事をした方が割れが多く起きています。
その原因として考えられるのが塗装工事を行った後の縁切り作業です。
クボタのアーバニーは、塗装工事後の縁切り作業が不要となっていますが、
塗装工事業者さんの中にはこの作業を行う方もいます。
その作業が原因で、屋根材の割れを誘い起こしてしまっているのです。
・クボタ ザルフ
症状:反り、ひび割れ、欠け、欠けた所の脱落、層間剥離、など
発症時期:新築から約10年~
メーカー保証:10年
クボタのザルフは、カラーベストの代表”コロニアル”よりも
上のグレードの屋根材として発売されていたのですが、
最近ではトラブルが多くなっている屋根材となります。
屋根材の反り上がってしまっている事がトラブルとして多いです。
ひび割れも起きやすく、割れた所が落下する事もあり、
新築から10年経っているなら注意が必要となります。
今まで知られていなかったクボタの屋根材としては珍しい”層間剥離”も見つけられました。
・松下電工 シルバス
症状:ひび割れ、欠け、欠けた所の脱落、など
発症時期:新築から10年~
メーカー保証:10年
レサスと同様、松下電工よりワンランクアップな屋根材として発売されたシルバスも、
屋根材のひび割れや欠けた所が落下するなどという報告が多いです。
・クボタ コロニアルNEO
主な症状:ひび割れ、欠け、欠けた所の脱落、反り、など
発症時期:新築から約10年~
メーカー保証:10年
カラーベストの代表ともいえる屋根材が”コロニアルNEO”となります。
大手ハウスメーカーの注文住宅から建売り住宅まで、
たくさんの戸建て住宅の屋根に使用されているコロニアルNEOですが、
ほんのわずかなひび割れが起きる事がありますが、まれに大きな割れが見つかる事もあります。
欠けた所が落下する事例は、そこまで起こってはいません。
【トラブルがあった時の対処法】
6個の屋根材を上記ではご紹介しました。
ご自身の屋根をリフォームする時にこのようなトラブルが見つかった場合、
どのようにしたら良いのでしょうか?
リフォーム屋さんの中には、すぐにカバー工法を提案される方が多いように思います。
カバー工法を提案する理由は、
・作業の効率が良い
・屋根材を撤去する費用がいらない
・廃材処理費がかからないという事で提案される事が多いです。
実は、ココに大きな落とし穴が潜んでいるかもしれません。
もし、屋根のリフォーム時にトラブルが起きてしまった場合、正しい対処法を下記にてご説明します。
・ハウスメーカーや工務店に連絡する
基本的には、まずお家を建てたハウスメーカーさんに連絡をして下さい。
一般的には、建物のメンテナンス工事は建てたメーカーさんで施工して貰った方が
その後の延長保証などの事も考えると安心はできると思います。
もし
・お家を建てたハウスメーカー、工務店が潰れてしまった
・中古住宅の為、建てたメーカーがわからない
・いろいろな事があり、お家を建てたメーカーには連絡したくない
・建てたハウスメーカーの対応が悪い・・・などあるかもしれません。
そんな時は近くにある屋根材メーカーの方に見てもらいましょう。
屋根材がわからない・・・。などお困りの方は
藤枝市の外壁塗装・屋根塗装専門店フジタ塗装へお気軽にご連絡下さい。
どのようなご相談でも大丈夫です。
【事前調査について】
このような屋根のリフォームトラブルを対応していて思う事は
事前の調査があまり行われていないという事です。
外壁・屋根塗装や修理工事、雨漏り工事などでは、事前に現地調査を行います。
そこでプロが目視にてお家がどのくらい劣化しているかなどの調査を行います。
外壁・屋根塗装を依頼した業者さんが現地調査に来ないような場合
又は、来てもすぐに帰ってしまうような場合は気をつけた方がよいかもしれません。
また、トラブルにならない為には新築してから2年目と10年目に
お家の点検をする事をオススメします。
本日このブログを読んだ方は、ご自身のお家がどのような屋根材で
保証期間がいつまでか確認してみて下さい。
上記でお話したようにお問い合わせいただいてから現地調査に行き
その後にお見積り提出という流れになり
お家を何色で塗るかなどの打ち合わせを行います。
外壁塗装や屋根塗装は、今日契約しても今すぐに工事する事はできません。
ご希望の時期がある方は、
藤枝市・牧之原市・焼津市・吉田町・島田市の
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店フジタ塗装へお気軽にご連絡下さい。
TEL:0120−32−9972
Mail:フジタ塗装のHP問い合わせフォーム
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